福岡県北九州市小倉北区のお客様 セイコークレドール8420 買取しました!
1980年代
セイコークレドールの8420は、1980年代に登場した薄型のクオーツ式ムーブメントです。8420はクレドールだけでなく、セイコーのエクセリーヌなどにも使われた高級クオーツ用の機械で、2針式のシンプルな構造が特徴です。ムーブメントは薄く、直径は約14.9ミリ、厚さは約1.7ミリとされ、当時の薄型時計づくりを感じられる仕様になっています。また、月差はおおむねプラスマイナス15秒という精度が示されています。
クレドールそのものは1974年に誕生しました。セイコーが1960年代末から展開していた貴金属を使った「特選腕時計」をもとに、高級ドレスウオッチのブランドとしてまとめられたのが始まりです。名前のクレドールはフランス語で「黄金の頂」を意味し、金やプラチナなどの素材、繊細なデザイン、薄型の時計づくりなどを取り入れて発展していきました。1980年には現在にもつながるクレストマークが制定され、1982年には宝飾時計の製造・販売も始まっています。
1990年代
8420を搭載したクレドールには、1990年代に製造されたとされるモデルも確認されています。たとえば8420-6400や8420-6410などがあり、ケースの形や文字盤のデザイン、男女向けのサイズなどに違いがあります。現在確認できる資料では、これらのモデルはクオーツ式として紹介されています。
8420という番号は時計そのものの型番ではなく、基本的にはムーブメントの番号を指します。そのため、8420だけでは一つのデザインや製造年を決めることはできません。実際には8420-0150、8420-5010、8420-6690など、後ろに続く番号によってケースや文字盤などが異なります。
この時代のクレドールは、機械の性能だけでなく、薄さやケースの形、文字盤の仕上げなど、身につけたときの美しさを意識した時計として作られていました。8420を搭載したモデルも、クレドールが1970年代から続けてきた薄型で上品なドレスウオッチの流れを見ることができる時計です。
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